【読書感想】OUTPUT大全を読みました

学びを結果に変えるアウトプット大全 樺沢紫苑/著

 


 以前よりアウトプットが足りないと感じることが多く、アウトプットを増やす手段を増やすため読みました。そもそもこの記事とブログ自体を書くきっかけとなった本になります。

 イラスト豊富で1テーマに対して数ページで書かれているため、本に慣れていない方でも読みやすいです。

 著者の樺沢紫苑先生は精神科医として働きながら、Youtuberやブログ、数々のコミュニティを作っている。アウトプットの見本となるお方です。
この本だけでなく、著者の活動にも興味を持っていただいたなら
下記リンクから見てみてください!

 

twitter: https://twitter.com/kabasawa
youtbe: https://www.youtube.com/user/webshinmaster

 


以下本書の大まかな要約になります

 アウトプットのルール

・アウトプットをすると自己成長が加速する
 アウトプットをする人としない人を比べるとアウトプットする人の方が自己成長する。
 例えば「毎月10冊本を読んでアウトプットしない人」と「毎月3冊本を読んで3冊アウトプットする人」を比べると自己成長が大きいのはアウトプットする人である。
アウトプットしない人は本を読んでも記憶として残りづらい。

 

・アウトプットは運動であり、体が覚えることで記憶する
 「話す」「書く」「行動する」これらは「運動」である。→「筋肉を使っている」「体が覚える」ので忘れにくい。

 

・何度も繰り返すことで忘れづらくなる
 「インプット」「アウトプット」そして「フィードバック」をすることで忘れづらくなる。
 人間は「短期記憶」「長期記憶」の2つの記憶を使い分けており、「長期記憶」はなかなか忘れづらい記憶。
 「2週間に3回以上」アウトプットすることで「長期記憶」として残りやすくなる。

 

 

 話す

・「人に話す」ことも立派なアウトプットになる
 第三者に「話す」これだけでアウトプットになる。
 インプットした情報の「感想」を盛って話すとよい。話される方としても聞きやすいメリットがある。

 

・「説明する」「プレゼンする」「議論する」など様々な「話す」アウトプットがある
 本書にはただ「感想を話す」だけでなく、様々な話すテクニックがまとめられている。

 

 

 書く

・「話す」こと以上に「書く」ことのほうが自己成長が促される
 脳が集中力を高めて情報収集しようとするため「書く」ことは脳が活性化されて、自己成長を促します。
 また、「手書き」と「タイピング」では記憶に残るという観点では「手書き」の方が上である。

 

・「メモする」インプットの直後がアウトプットの一番のタイミング
 「インプット直後」がアウトプットの最適のタイミング。映画や海外旅行の素晴らしい体験も3時間もすれば細かい部分はほぼ忘れてしまう。→ノートやメモにすぐ書き出すと忘れづらい。
 「気付き」「ひらめき」は30秒から1分で忘れてしまう。→こちらもいつでもメモの準備をするとよい。

 

 

 行動する

・「To Do」を得たら行動あるのみ
 アウトプットしなければ「自己満足」にとどまってしまう。
 「Do」する。行動することで「自己成長」を得られる。

 

・続けることは「今日やること」にだけ集中する
 目標を細分化して「今日やること」だけに集中する。大きな目標も小さなことの積み重ね。
 毎日目標を設定して、少しずつやろう。そして「楽しみながら」やっていくと続けられる。

 

・「教える」ことは数あるアウトプットの中で最も自己成長につながるアウトプット
 「教える」ことは自分の理解度や不十分な点が明確に見えてくる。
 アウトプットでもあり、インプット、フィードバックにもなる。
 自己成長したいなら他人に教えること。

 

・「チャレンジ」する
 「チャレンジ」なきところに自己成長はない。
 チャレンジすることでやる気、集中力などを感じさせる脳内物質「ドーパミン」が出る。
 不安が大きい場合は「危険領域」まで進んでおり、無謀なことにチャレンジしている。
 「チャレンジ」が怖い場合はハードルを下げて「プチ目標」を設定すべき。
 筋トレと同じで少しずつ負荷を増やしていく。頑張れば何とかなるを繰り返す。

 

 アウトプットを鍛える

・日記を書く
 日記は毎日の習慣として取り組みやすくアウトプット能力が身につく。
 そのほかのメリットとして「書く能力が高まる」「楽しいに気づくことができる」
 「フィードバックができる」「ストレス発散になる」

 

・情報発信する
 他人から反応が得られるため「フィードバック」効果が高いアウトプット法。
 他人に見られるため緊張感が出る。よってアウトプットも真剣に取り組むことができる。
 情報や人が集まり、情報の質が深まる。

 

SNSに書く
 SNSは交流の場であり厳密には情報発信ではない
 はじめは内輪への発信だが、常に不特定多数に読まれることを意識して投稿すべき。

・ブログに書く
 ブログは文章さえ書ければ誰にでもできて「シェア」されやすい。
 アクセスを詳細に分析できるため、どんな記事が読まれるのか詳細な「フィードバック」が得られる